相談メニュー
利用者の声
トラウマケア体験談(オンライン)2
<20代女性 教育関係>
・主訴として気になっていた部分と、それに対してこれまで自分でやっていた対処とその効果
調子が悪い朝の不安な気持ちが気になっていました。
元々、自分に自信がなくて困っていたので、親子関係や発達障害に関する本を読んだり、カウンセリングを受けたりしていました。
日常的な不安感はだいぶ良くなり、少しずつポジティブな発想もできるようになっていました。
しかし、どんな方法を試しても、調子の悪い朝の「生まれてこなければよかったんだ…」という自責の気持ちを軽くすることができなかったので、お願いすることにしました。
・セラピー中の体験
「胎児期の愛着障害ですね。」と言われ、トラウマの具体的エピソードが思い浮かばないこととも一致していたので、納得しました。
津田さんの声に合わせて、身体の指定された部分をタッピングしていきます。
基本的には同じ動作の繰り返しなので、「これで本当に効くのだろうか?」と素朴な疑問を持ちながら、面談を進めていきました。
全部終わった後は、すこし気持ちが温かくなったような気がしました。頭がすっきりして、視界もクリアになったように感じました。
また、面談の中で2歳の時に父に怒られて怖かったことも思い出したので、タッピングをお願いしました。
このトラウマは「恐怖」の感情がとても大きい、と教えていただいて、とても驚きました。
自分の中では、もう終わった出来事になっていると思っていたのに、心の深い部分では傷が残っていたのだと気づけました。
終わった後、その出来事を思い出すと、前と比べて気持ちが楽になっていました。正直、効きすぎて「嘘でしょ?」と笑ってしまいました。
・セラピー後に感じられた変化
翌々日、たまたま調子が悪い朝でした。
重い気持ちでベッドの上で丸くなって、いつものように自責が始まりました。
が、不思議と今までより柔らかい気がしました。
「あれ?もしかして、セラピーの効果なのだろうか…?」と思っていると、少しずつ自分を信じる温かい気持ちが大きくなってきて、自責が小さくなっていきました。
そして、調子が悪くない朝のように起き上がることができました。
「え!普通に起きられた!(なんじゃこりゃ。)」と、とても驚きました。
また、父とのトラウマを癒してから、職場の威圧的な人と向き合うことが楽になりました。
以前は、固まって思考停止になってしまうことが多かったのですが、思考する気持ちの余白ができました。
機嫌悪く怒っている相手に対して「どうしよう…」ではなく、「朝から家族と喧嘩して、当たられてるのかな。」
「あなたが怒っている理由は分かるけど、現実的に不可能な要求されても困るわ。」と考えられることが増えた気がします。